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周防大島らくご 立川志らく独演会 決定!!
【満員御礼!終了しました!】ご来場誠にありがとうございました。
当日のレポートです。下部にまとめてあります。→☆
山口県周防大島町和佐公民館にて
「寄り道バザールvol.3」を開催!今度は「落語会」です!
新春!「あたらしいもの、つたわるもの」をテーマに、前回soldoutした「キセル/二階堂和美」のvol.2につづき2016年1月にあの「旧芝居小屋」にて今度は落語会を開催します。
初めての落語会にお越しくださるのはなんと立川志らく師匠。
今回はついに地元「和佐自治会」のバックアップのもと、地元「和佐若妻会」の心づよい協力とともにこの地域ならではの落語会になるでしょう。
\寄り道バザール vol.3 周防大島らくご 立川志らく独演会/
2016年1月31日(日) 開場13:30 開演14:30
【出演者】立川志らく
【会場】周防大島 和佐公民館 (山口県大島郡周防大島町和佐)
【主催】 寄り道バザール
【制作協力】 立川企画
【後援】 周防大島町 / 和佐自治会
【お問合せ】メールにてお願いいたします。yorimichibazar@outlook.com
【チケット発売】
前売りチケットすべて売り切れました。ありがとうございました。
チケット取扱い店:完売しました
・Coffee コナ with FINE FOODS 山口県大島郡周防大島町小松1107
・瀬戸内ジャムズガーデン 山口県大島郡周防大島町日前331-8
・AKEMI-Ya umi 山口県光市室積 2-9-9
・Itonami Cafe 山口県 柳井市日積3060
・himaar coffee & crafts 山口県岩国市今津町1-10-3
・横川シネマ 広島市西区横川町3-1-12
当日の駐車場の状況や最新情報はtwitterをごらんください→☆
ご登録されていなくても見れます。
アクセス・駐車場についてはこちら→ ☆
注意事項についてはこちら→ ☆
駐車場までの行き方を写真付きでのせておりますので、
お車でご来場の方は参考にしてください。混雑が予想されています。お車でお越しの際は、お時間に余裕をもってご来場ください。駐車場は12:30より開始いたします!(スタッフをこの時間に合わせて配置しますので、ご協力をお願いいたします。)
撮影:橘蓮二
落語とは何か。
落語とは「人間の業の肯定である」といった 立川流家元・立川談志。 そして最も談志のDNAを継ぐといわれた立川志らく。
「伝統を現代に」という立川流の教えを継承し、師匠談志をして「才能 なら噺家の中で一番」と言わしめた立川志らく師匠は、落語について 「この芸能でしか表現できない世界を体感させること」だという。 その落語で描かれる世界は、劇団を主宰し、映画監督・評論などの顔 を持つ非凡な落語家ならではの「人間」への深い洞察。 2015年から16年かけて古典落語203席を演じる「志らく落語大全集」 をスタートさせ、ロックバンドZAZEN BOYSとの2度目のセッショ ンを大成功させた狂気の落語家は30周年を迎え、さらなる円熟期に突入しました。 独演会のチケットは軒並み入手困難となる立川志らくワールド。 テレビではみられない本物の芸能が周防大島の旧芝居小屋にて砂かぶりでみられる奇跡、これは体験すべきです。
立川志らく プロフィール
本名:新間一弘(しんま かずひろ)
1963年8月16日生まれ、東京都出身
1985年10月立川談志に入門
1988年二つ目昇進、1995年真打昇進
現在、弟子22人をかかえる大所帯(2015年現在)
落語家、映画監督(日本映画監督協会所属)、映画評論家、エッセイスト、昭和歌謡曲博士、劇団主宰と幅広く活動している。
【終了しました!】周防大島らくご 立川志らく独演会 2016.1.31(日) @ 和佐公民館
前日まで曇りや雨がつづいていた1月後半。
この小さな木造の小屋がいったいどんな会場になるのか。「イスの向きはどうか?」「高座に足りないものは?」前日の深夜まで何度も会場でチェック。主催の私たちもどきどきしていました。
気づけば気持ちのいい晴れ。落語日和で迎えた「立川志らく独演会」、はじまりはじまり~!
前売りは売切れ。満員となった和佐公民館です。
会場には"落語パン"なるものも登場。その名も
「座布パン」。中にはドーナツ型の"とある症状"をお持ちの方用のパンも混じっていて、お願いした方が勝手に作ってきてれるというシャレのきいたケータリングも。
光市のカフェ「moi」のお菓子や地元「和佐若妻会」によるソウルドリンク「豆茶」のふるまいも会場を盛りあげてくれていました!
いよいよ周防大島らくご「立川志らく独演会」開幕~!
開口一番・立川らくぼ「片棒」。
のっけから笑いに包まれる会場。
会場は、笑いを待っていました。
そして、待ちに待った、志らく師匠の、周防大島初の高座です!
どこから高座にあがられるかというと・・・
こちらです!
「慰問に来たかと思いました。」
どどどどど―――。
志らく師匠が口を開くと、けた違いの爆笑が炸裂しました。
この日は0歳から96歳までの有象無象、もといお客様に囲まれた会場でした。
主催の私もこのような場所にいたのは初めてで、「こんな笑い声があるんだ~」と人ごとのように感じてしまうほど。
まるで小屋全体が「鳴っている」ようです。
立川志らく、一席目「親子酒」。
次から次へと押し寄せる爆笑の波ーーー。
中入りをはさんで、二席目に突入。
立川志らく、二席目「文七元結」。
50分近い熱演。
お客様もその世界に引き込まれている様子がびりびり伝わってきました。
そして終演。
初めて生の落語を経験した方(年齢にかかわらず)も多かったであろうこの独演会、言葉に言い尽くせない余韻を残して、終演しました。
二席目を終えた後、志らく師匠のこんな言葉がありました。そして、志らく師匠に来ていただいて心からよかったとーーー。
「...こういう空間でやるというのが非常に楽しいですね...(中略)小さいお子さんなんかは『いったいおじいさんおばあさんはなんで笑ってるんだろう?』...
でも大人がこうやって一緒んなって笑ってる姿っていうのは、子供は意味が分かんなくても何かきっと残って、いつか一緒に笑える日が来るんじゃないかと。 子供はおそらくそういう気持ちになると思います。」
あとで、お客様や集落の方から想像以上の反応がありました。
80代の奥様から
「主人のあんな顔をはじめてみた」
別の方から、
「まぁ〜たいがいよかったよ(想像以上によかった)」
「年に2回は聴きたいね」
小学生は
「弟子入りしたい」
「聞こえなくて内容が解らないのはもったいない」と補聴器を初装着して挑んだ方もいたとか。
笑いのもっている力、人間のもっている感覚。
扉をひらいてくれた立川志らく師匠に心から感謝いたします。
今回もたくさんの人の力を借りて開催に至りました。みなさんの協力なしには会を開けなかったことを身をもって感じています。本当にありがとうございました。
島内をはじめ近隣地域や遠くは福岡、鳥取、東京などからもお越しいただいたお客様にもあらためて御礼申し上げます。
またみなさまと、志らく師匠に来ていただける日まで。
落語家って、かっこいい!